経費をかけて、ホームページを開設するにあたって、漠然とでも「目的」が必ずあると思います。 「あったら良いと人に聞いて…」きっかけは、それでも大丈夫です。漠然とある目的を、より具体的に、明確にしていく事が、とても大事な作業です。
目的を明確にすることで、ホームページのコンテンツもレイアウトもかわってきます。「どの様に」「どうしたい」かを再度、考えましょう。
誰に見て欲しいのか想定することを「ターゲットを決める」と言います。ターゲットは大雑把なものではなく、なるべく詳細な人物像にまで絞り込みましょう。これまでのお客さま、もしくはお客さまになって欲しい人を実際に何人か想定してみたり、身近な人を思い浮かべるのも良い方法です。その人たちにどんな情報を伝え、情報を共有すれば、目的を達成できるのかが見えてくるはずです。
優秀な営業マンであれば、「商品の紹介」をする前に、お客さんに色々な話をしていることと思います。
何気ない会話の中で、お客さんの「現状の問題点」や「お困り事」、「改善意欲の度合い」など会話しながらも、頭の中では、一手、二手先読みし、シュミレーションしながら、会話していることでしょう。(これがニュータイプですね)
「そんな優秀な営業マンをホームページに配置できるの?」…無理です(笑)
しかしながら、現状を分析し、それにあった商品を提案するわけではありません。「現状の問題点」や「お困り事」は、その商品に関しては、予想できますよね?この商品はこんな事でお困りの方が買っていますという例はあるかと思います。
状況分析、問題分析、決定分析、潜在的問題分析の4つの思考プロセスは、ホームページ上であっても行えると考えます。
これらの思考プロセスは、KT法(問題解決手法の1つ。開発者であるケプナーとトリゴーの2人の名前のイニシャルをとって、こう呼ばれています)
例外もありますが、ホームページにアクセスする人は、商品を買いにきているのではなく、「悩みやニーズ」を解決する「情報」を収集するためにきているのです。アクセス者に役立つ情報を提供して、このホームページは、役に立ちそうだと思ってもらいましょう。